Red Beat Diary

Yahooブログから引っ越してきました。よろしくお願いします。

『ミツバチさん』 還ってきてちょうだい!

こんちは~
 
気が付かなかったのだけど、7月1日付けでこんなニュースが載っていました。
 
 【ミツバチの減少 携帯電話が影響?】  CNN-ロンドン

 携帯電話の放射する電磁波などがミツバチの減少に影響を与えている可能性を示唆する研究が発表された。
 ミツバチの生息数の減少は世界的にも問題になっており、英国の研究機関によると英国で昨年17%減少、米農務省によると米国でも30%近く減少している。
 ミツバチが短期間に大量に失跡したり死んだりする現象「蜂群崩壊症候群(CCD)」の原因としては、寄生ダニの存在や農薬、気候変動の影響などが指摘されている。
 だがインドのパンジャブ大学の研究者たちは、携帯電話もCCDの原因の1つではないかと考える。ミツバチの巣に携帯電話を取り付け、1日2回、15分間ずつ電源を入れる実験を3カ月間続けた結果、ミツバチは蜜を作らなくなり、女王蜂の生む卵の数は半減し、巣の大きさも大幅に縮小したという。
 ミツバチの減少で失われるものは蜂蜜だけではない。ミツバチは世界中で、90種類の商品作物の授粉をしているとされ、その経済的価値は英国で年間2億9000万ドル、米国では120億ドルにも達すると言われる。
 英国インペリアル・カレッジ・ロンドンの生物学者、アンドリュー・ゴールズワーシー氏は、携帯電話の放射する電磁波がミツバチに影響を与える可能性はあると指摘する。
 同氏によると、ミツバチの方向感覚のもとになる青色光受容体が携帯電話の電磁波や基地局の影響を受け、感覚を失い、巣へ戻れなくなるのだという。
 同氏は英国情報通信庁に、ミツバチを混乱させないため電話で使用する周波数を変更するよう提案したという。
 だが、携帯電話事業者の業界団体はCNNに対し、これまでの研究で指摘されているCCDの原因に電波の影響は含まれていないとしており、英国サセックス大学の専門家も、電波がミツバチに与える影響はまだ明らかにされていないと語っている。
 
 オイラの好きな映画監督に M・ナイト・シャマラン とゆう方がおられます。
 代表作は ブルース・ウィリス主演の 『シックス・センス』。
 斬新な映像と内容でヒット作を次々と世に送り出している監督ですが、彼の作品に 『ハプニング』 (2008年)とゆう映画があります。
 
 
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 ストーリーは、
  「ミツバチがアメリカからいなくなり、突然人々が自殺を始めた。
  髪留めで首を刺す女性や、工事現場で次々と飛び降りる作業員たち・・・。
  果たしてこの行動の原因は何なのか?テロか、放射能汚染か、環境汚染か。
  物語は思いもよらぬ結末を迎える・・・。(wikipediaより)」 
 
とゆうものですが、序盤に主人公の大学教授(マーク・ウォールバーグ)がこんな
セリフを発します。
 
アインシュタインによると、”もし、地球の表面からミツバチが消え去ったら、人間は4年も生きてはいけないでしょう。どのようなミツバチも、どのような受粉も、どのような植物も、どのような動物も、どのような人も。”」
と。
 
 そうなんです。この映画が警告している通り、ミツバチは地球の作物の受粉に
大きな役割を果たしており、ミツバチがいなくなるとゆうことは、作物が育たなくなる。つまり、それに依存している生物も死に絶えてしまうとゆうことなのです。
 
 
 科学の進歩により、生活が便利になるのは有難い事。しかしそれに伴う代償を支払わなければならないのも事実です。
 もし携帯電話の電磁波が影響し、ミツバチがいなくなっているのだとすれば、
携帯電話の利便さはそのために支払わなければならない「代償」に見合ったものなのでしょうか。。。
 
 
 
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※蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん、Colony Collapse Disorder、CCD)
 
一夜にしてミツバチが原因不明に大量に失踪する現象である。日本では「いないいない病」(「イタイイタイ病」と「いないいないばあ」がかけられた造語)という別名で紹介される場合もある。
                                                    wikipediaより