Red Beat Diary

Yahooブログから引っ越してきました。よろしくお願いします。

Bar 『Drunk Juggler』 オープン


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 『(チリン、チリ~ン)』  『いらっしゃいませ。お一人ですか?どうぞお好きな席へ。^^』  『お客様、初めてでいらっしゃいますよね。 あっ、本日オープンですから、来ていただくお客様は、皆様初めてでした。^^; マスターの『竜(たつ)』と申します。 よくお客様と一緒に酔っ払ってしまうので、 酔っ払いの竜~『ドランク・ドラゴン』~なんちゃって( ̄▼ ̄;アハハハ..... 失礼しました。<(__)> 今日はどしゃ降りの雨で寒かったでしょう。 よかったらあちらの暖炉の近くの席が暖まりますよ。』 イメージ 2  『あっ彼はアルバイトの『サムくん』です。おもしろい奴ですよ^^ で、お飲み物は何にいたしましょう?』 イメージ 3 『かしこまりました。ではゆっくりしていって下さい。』 

  『どうです?だいぶ酔ってこられたみたいですが。 ではここで、お酒に纏(まつ)わる薀蓄(うんちく)をひとつ。 楽しくなかったら聞き流してください。^^』  【酔わない動物】 マレーシアの森林に『ハネオツパイ』とゆう動物が棲んでいるんです。 ええ、実在する動物ですよ。 イメージ 4 このハネオツパイくん、夜な夜なお酒を飲みに来るそうで、 その酒場の名は『ブルタム』 まあ酒場といってもこのブルタムってのは『ヤシ』の木の一種なんですがね^^ ハネオツパイくんの好物はこのブルタムに咲く花の蜜なんです。   えっ?なんでブルタムが『酒場』なのかって? なんでも、この花は年中咲いてるんですがね 花芽の中にいる酵母菌の作用によって、花の中で常に発酵しているらしく この発酵によって蜜に含まれるアルコール度数は なんと3.8%!ライトビール並みらしいんですよ!   (=゜∇゜)えっ?『所詮ライトビールじゃないか!』って? ハネオツパイくん、この蜜以外は何も食べないんだそうですよ。 お客さん、ライトビールだけ飲んで、酔わずに一生いきてゆけます? 研究ではハネオツパイくんに酔った傾向は見られずに、普通に生活するとか。。。 人類がアルコールを飲み始めて9000年らしいですが ハネオツパイくんは5500万年前からこれだけを飲み続けてるそうですよ。 彼らのアルコール分解能力は非常に優れているらしく そのうち『二日酔いしない薬』なんてのが開発されるかもしれないですね。^^ 

 『いかがでした? どうしても1日に1度はこんな薀蓄を、どなたかに話したくなってしまうんです。 静かに飲みたいときは、遠慮なさらずに言って下さいね。^^』    『おやっ!あちらのレディが先程から貴方の事を気になさってるみたいですよ。』 イメージ 5 『では、お近づきの印にお店からこちらをサービスさせて頂きますので 
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 彼女に話しかけてみられてはいかがですかな。 ただ夜もふけて参りましたので、本日はそれがラストオーダーになります。 1杯で彼女のハート、ビシッ!っと射抜いちゃってくださいよ^^』 


 ※本日のオーダー

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 TRANQUILLE(トランキル)
チャールストンリキュールを使ったトロピカルな味のカクテルで、
「静かな」 「 安らかな」 という意味。




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 Manhattan(マンハッタン)
ウィスキーベースのカクテル。
チャーチルの母親が、ニューヨークのマンハッタンクラブでパーティーを開き、
このカクテルをふるまったことから付けられた・・・とか、
バーテンダーが傷ついたガンマンの気付け用に作った・・・とか。。。
別名 『カクテルの女王』

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 GLENMORANGIE CELLAR13(グレンモーレンジ セラー13)
スコッチウィスキー。
バーボン樽のファースト・フィル・カスクで熟成させたボトル蒸留所の貯蔵庫の中で
最も海に近い13番目のセラーにある樽原酒から瓶詰めしたといわれるシングルモルト