もうすぐホワイト・デー♪ 14日は「BAR」のかきいれどきのはず。。。^^
↑Music Stop
『ようこそ いらっしゃいませ。 <(_ _)>
ご無沙汰しておりました。今夜は 当店の 2011年 初営業でございます。
どうぞ お好きな席へお座り下さい。
暦の上ではもう「春」ですが、まだまだ寒い日が続きますね。
心身ともにお疲れではございませんか? 今晩はゆっくりしていかれてください。
では早速 ご注文をどうぞ。』
『 お待たせいたしました。
バーボンウィスキー 「フォアローゼス」 のロックでございます。
ロックアイスを「バラ」に模(かたど)ってみました。^^』
『それはそうと、もうすぐ「3月14日」ですが、ご予定など おありですか?
もし、今年はまだ予定なしだとしても、
いつかきっとイイ人が現れますからご心配なさらずに。
ですから、今かかっているBGMにもあるように
いつの日か「おふたり」でご来店いただけるのを心待ちにしておりますね。^^』
『それではホワイト・デーにちなみまして、
本日は恋愛に関係した、お酒にまつわる話をしましょうか。(⌒▽⌒)
新婚旅行のことをどうして「ハネムーン-Honeymoon」と言うかご存知ですか。
じつはこれ、お酒が関係しているんですよ。
「Honey」はまさしく「ハチミツ」ですね。
実はハチミツで作られるお酒があるんです。
「Mead(ミード)」と言うんですが、作り方は簡単で、ハチミツに水を足し酵母菌などを入れて発酵させるだけ。欧米などでは一般家庭で造られるところもあり、ポピュラーなお酒だそうです。
残念ながら日本では酒造許可を持たない人がアルコール度1%以上のお酒を作ることは法律で禁止されていますので、一般家庭にはあまりなじみが無いお酒のようです。でも酒屋さんに行けばちゃんと売っているんですよ。しかも種類は国産から海外のものまで豊富なんです。
「ミード」はワインと同様に1万年以上昔から存在しているそうで、世界最古のお酒ではないか と言われているんですよ。
その昔、喉が渇いた狩人がひっくり返った蜂の巣に溜まっている雨水を飲んだことが最初だそうな。
ではなぜ 「ハネムーン」 なのか。
話を戻しますと、
古代から中世のヨーロッパにおいて、新婚直後の新婦は住居から外出せずに
1ケ月の間、蜂蜜酒を作り、新郎に飲ませて子作りに励んだそうです。
これは蜂蜜に強壮作用があるとされたことと、ハチの多産にあやかるためではないかと言われています。
ここから「蜂蜜の1ケ月」=「蜜月」(ハニームーン)という言葉が生まれたそうですよ。^^
それに「第一子は男の子」という祈りも込められていて、かなりの確率で生まれると信じられているらしいです。(⌒▽⌒)
そうそう、最初にお出しした 「フォアローゼス」 ですが、
このお酒にも恋にまつわるお話があるんです。
創業者のポール・ジョーンズが、ある日舞踏会で絶世の美女に一目惚れしてしました。
すぐさまプロポーズしたポールに対し、その美女は
「プロポーズを受けるなら次の舞踏会にバラのコサージュをつけて参ります」
と言いました。そして・・・
舞踏会に現れた彼女の胸には四輪の赤いバラが飾られていたそうです。(⌒▽⌒)
この出会いを記念して、ポールが自社のバーボンに「フォアローゼズ」と名付けたといわれています。
その美女が生涯の伴侶となりえたかは、皆様のご想像におまかせしますが。。。^^
今日のお話はいかがでしたか?^^
では当店のサービスで
カクテル「ハネムーン」を「ミード」をベースに使ってご馳走させていただきますね。
ごゆっくりどうぞ。。。』
by MasterTatsu
※本日のオーダー
FOUR ROSES
バーボン・ウィスキー(アメリカ合衆国)
1888年からケンタッキー州で蒸留・製造される。
禁酒法時代は『薬用』バーボン蒸留・製造の名目で例外的に法にふれずに
製造をゆるされた希少酒。
ジム・ビームに次いで世界で最も売れているバーボンのひとつ。
『 フォア・ロゼ 黒 』 はマスターの最も好きな「ウィスキー」である。(⌒▽⌒)
蜂蜜酒(Mead・ミード)
はちみつが発酵してできる「お酒」。
その歴史は古く、さまざまな神話や伝説に登場し、ギリシャでは
ローマのジュリアス・シーザー、昨今では、イギリスのエリザベス
女王80歳の誕生日祝いに振舞われるなど、
愛飲家(ミードラバー)は多岐にわたる。
ハネムーン(Honeymoon)
オレンジキュラソーが入る。
すべてフランス産の銘酒で構成されたフレンチ・テイストのカクテル。
味わいは甘口だが、酸味のバランスもほどよい。
“新婚”だからこそ、「これからは酸いも甘いも」 というフランス流の洒落?^^
今回はカルバドスをミードに替えてお出ししました。(⌒▽⌒)