「幻の舟」(安土城幻記)/阿刀田高
先日 ブッ○オフにて買った1冊です。
あらすじ
織田信長が唯一 安土城を描かせ 欧州にて行方不明となった、狩野永徳作「安土屏風」。 京都旅行で、永徳が描いた襖絵「山水花鳥図」に魅了された主人公が その「安土屏風」の行方を追ううちに、この絵に宿る「魔性」にとりこまれてゆく・・・。 「屏風絵」に関係し、不可解な言葉を残しながら亡くなってゆく者たち。 はたしてこの「安土屏風」に隠された謎とは・・・ byたつ
どう? おいらのあらすじ紹介で 読みたくなった? がはは^^
史実とフィクションを巧みに織り交ぜながら、今だ行方不明の「安土屏風」をミステリーにした作品です。
とにかく、緻密に調べ上げられた「事実」と 作者の想造するミステリーがみごとに絡み合い、
怖いくらいに引きこまれてゆきます。ひさしぶりに「一気読み」できた作品でした。
ちなみに かの「遠藤周作先生」も この「安土屏風」の行方を追っていたそうです。
この本を読んだあとに こんな映画が封切られることを知りました。
こちらは 「安土城」建設の物語ですが・・・なんとゆうタイミング。。。
この映画 観てみたくなりましたが、そうすると おいらのところにも もしやあの『舟』が・・・
((( ゚Д゚)))ガクガクブルブル・・・・・なぜかは 「幻の舟」読んでいただければ解ります。
(ΦωΦ)ふふふ・・・・
秋の夜長 阿刀田高氏に はまりそーです。
ってことで 面白そうな短編集 3冊も買ってしまった。
o( ̄ー ̄ゞううむ 恐ろしや「阿刀田高」 オソロシや「ブッ○オフ」。。。わはは^^
最後に 「安土城」の 想像図を。
永徳はどんな絵を描いたのだろう。。。